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2013.10.08

デジタルパーマのロットの回転数とかかりあがり

通常のデジタルパーマの場合、1液をつけてから流してロットを巻いて

2液を塗って終了です。ですのでロットの回転数とかかりあがりの関係

が通常のパーマとは異なります。今回の実験はデジタルパーマにおける

ロットの回転数とかかりあがりの違いを見て行きたいと思います。

同じロットのサイズで2回転と4回転での違いを見て行きます。

2回転

DSC_0886[2]

4回転

DSC_0888[1]

4回転のほうを見ると1回転から4回転に行くに従いかかりが弱くなり

4回転目の部分はほとんどかかっていません。これは熱でかけるデジタ

ルパーマの特徴で一番内側の電熱ロットの熱を一番受ける部分が一番か

かり外に行くに従いかかりが弱くなっていきます。

2回転と4回転を見比べると4回転のほうの毛先のほうがかかっています

これは4回転のほうが髪が4層に重なるため乾燥しにくく(乾燥するとほ

とんどかからない)ウェーブ形成の時間が長いためにかかりが強く出たの

でしょう。

今回のまとめ

1、回転数が多いほうが毛先のかかりが強い

2、4回転以降のかかりはかなり悪くなるのでウェーブスタイルに向かない

これを目安にこれからデザインを作りたいと思います。