2013.10.08
通常のデジタルパーマの場合、1液をつけてから流してロットを巻いて
2液を塗って終了です。ですのでロットの回転数とかかりあがりの関係
が通常のパーマとは異なります。今回の実験はデジタルパーマにおける
ロットの回転数とかかりあがりの違いを見て行きたいと思います。
同じロットのサイズで2回転と4回転での違いを見て行きます。
2回転
![DSC_0886[2]](http://www.hair-f.com/admn/wp-content/uploads/2013/10/DSC_08862-e1381213733639.jpg)
4回転
![DSC_0888[1]](http://www.hair-f.com/admn/wp-content/uploads/2013/10/DSC_08881-e1381213795662.jpg)
4回転のほうを見ると1回転から4回転に行くに従いかかりが弱くなり
4回転目の部分はほとんどかかっていません。これは熱でかけるデジタ
ルパーマの特徴で一番内側の電熱ロットの熱を一番受ける部分が一番か
かり外に行くに従いかかりが弱くなっていきます。
2回転と4回転を見比べると4回転のほうの毛先のほうがかかっています
これは4回転のほうが髪が4層に重なるため乾燥しにくく(乾燥するとほ
とんどかからない)ウェーブ形成の時間が長いためにかかりが強く出たの
でしょう。
今回のまとめ
1、回転数が多いほうが毛先のかかりが強い
2、4回転以降のかかりはかなり悪くなるのでウェーブスタイルに向かない
これを目安にこれからデザインを作りたいと思います。
2013.10.04
美容室のメニューには色々あります。
その中でパーマってとても美容師にとって特別です。
なぜなら、美容師にしかできないからです。
カラーやカットは自分でする人もいますが
パーマは、自分でする人ってほとんどいませんよね
その昔、美容師のことをパーマ屋さんって呼んでたくらいです。
やはり、原点に帰ってパーマをもっともっと追求してみようと思います。
良いパーマの条件ってなんだと思いますか?
僕が思うにいくつか条件があると思います。
1、お客様自身が、そのパーマスタイルを気に入ること
2、周りから見てもいいと思えること
3、自分でセットできること
4、ダメージを必要最小限に抑えること
この4つではないでしょうか?そのために自分が学ぶべきことって何かなーと考えてみました
1、パーマスタイルのバリエーションを増やす
お客様の中には色々な好みがあり、長さや状態などもばらばらでライフスタイルも人によって様々です。そのお客様にベストなヘアスタイルを提案するためにはバリエーションを多く持つ必要があります。そのためにまず自分はヘアカタログや雑誌などを研究してよりバリエーションを増やす努力を常にしたいと思います。
2、提案したスタイルをお客様が再現できるようにセットの方法を考えて伝える
せっかく仕上がったスタイルが気に入ってもそれがその日限りではなんの意味もないのでそのスタイルが家で再現できるように色々と工夫しなければならないと思うので、そのための理解しやすい明日からでもできるように伝え方とそのためのツールを考えて行きたいとおもいます。
3、提案したスタイルをつくる力を磨く
提案したスタイルを提供できなければ意味が無いのでそれができるような技術力が大事になります。そのために今以上にトレーニングを積んで完成度をあげたいと思います。
初心に帰ってもう一度この3つをより伸ばして行きたいと思います。